たにむらクリニック

岩手県盛岡市本宮にある甲状腺専門医施設|たにむらクリニック

Q. 甲状腺ホルモン剤を時々飲み忘れてしまいます。問題でしょうか?

薬は決められたとおりきちんと飲んでいただきたいのですが、飲み忘れても実質的にはあまり問題ではありません。

甲状腺が体に必要な量のホルモンを十分出せないときは甲状腺ホルモン剤を内服して不足分を補います。この場合、甲状腺本体から出たホルモンと甲状腺ホルモン剤の両方から体に必要なホルモンが供給されます。例えるならハイブリッド車のエンジンとモーターのようなものです。エンジンだけ、モーターだけでは力不足でも両方の力を合わせて走る、しかもエンジンの出力が下がったときはモーターがアシストとして必要な力を出すようにしています。

甲状腺もこれと同じで、甲状腺だけでは力不足でも甲状腺ホルモン剤を足してあげれば、あとは甲状腺自体が調節してくれます。

甲状腺ホルモン剤が多ければ甲状腺自体が出すホルモンを減らし、少なければ甲状腺自体が、がんばって多めにホルモンを出してくれます。少々の甲状腺ホルモン剤の抜けは甲状腺自体が調節してくれるおかげであまり問題にはなりません。しかし、甲状腺に余計な負担をかけないためにも、定期的に甲状腺ホルモン剤を飲む方が良いことは言うまでもありません。